バンビ生キャラメルが生キャラメルの元祖

バンビ生キャラメルはコンビニでも購入できるようになって、ちょっとしたヒット商品になっています。生キャラメルは北海道土産の中で、チョコレートに次いで人気のお土産ですが、北海道の子供達には池田製菓のお菓子で「バンビ生キャラメル」と言うのが昔から人気の商品でした。花畑牧場の生キャラメルも入手できない程の人気がありますが、バンビの生キャラメルも知る人ぞ知るものです。 バンビ生キャラメルは、1952年に池田製菓がディズニーからバンビの商標を獲得して販売されていましたが、2007年に池田製菓が廃業し、現在はそれを引き継ぐ格好で北海道村が生産を行っており、生キャラメルの元祖と言っても過言ではありません。



バンビ生キャラメルはローソンで大ブレイク

生キャラメルはコンビにでも人気のお菓子ですが、その中心が「バンビ生キャラメル」ですが、その「バンビ生キャラメル」も1950年代に一回休止されていたのを池田製菓の創業80周年を記念した商品として2002年に復刻販売したところ、昔ながらのレトロなパッケージと生キャラメルの素朴な味わいが人気を呼びました。ローソンでは、販売開始3日間で4万個も売れて、生キャラメルはコンビニのお土産もののお菓子として大ヒットしました。バンビ生キャラメルは、1年間で100万個を完売したことで話題になりましたが、原材料費の高騰で製造が続行できない事により、池田製菓の廃業と言う結果に終わってしまった事は残念です。

バンビ生キャラメルはコンビニ発信で復刻

バンビ生キャラメルは現在、北海道村で製造されていて、池田製菓の製造法を継承しており、北海道の人にとっては最も身近なお菓子ですが、池田製菓が廃業したからと言って人気の生キャラメルをコンビニが放っておくはずもなく、北海道村によって製造が再開されたと考えられます。 そうした子供向けの生キャラメルがコンビニなどで人気になる一方で、高級な生キャラメルが人気を博しているのは、最近のデザートやグルメブームとお取り寄せブームの相乗効果ばかりでなく、生キャラメルのコンビニ業界での熾烈な競争が背後にはあります。

バンビ生キャラメルは高級デザート

バンビ生キャラメルで先行しているローソンの次なるデザート戦略は、高級な生キャラメルをコンビニで販売することでしたが、その前にノースプレインファームがJR札幌駅北口の「北海道どさんこプラザ札幌店」のリニューアルオープンに伴って新発売した「生キャラメル」が口コミで話題になり、一気にブレークしていました。そうした生キャラメルの人気に乗るような形で、高級多品種な生キャラメルのコンビのお取り寄せ商品として扱い始め、タレントの田中義剛が経営する花畑牧場の生キャラメルがコンビにでもお取り寄せ商品にもかかわらず、売り切れ状態になっているほどです。最近では、生キャラメルプリンや生キャラメルジャムなども、コアなファンに人気があるようです。 生キャラメルと言っても、もはやキャラメルと言うイメージの製品ではなく、高級デザートと言って良いものですが、あんまり高級路線を取ると、廃れるのも早いのは、人気商品の常です。

バンビ生キャラメル